不純な気持ちで公務員を志望しているので具体的な動機がないんですけど面接は大丈夫ですか?

動機

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今回の記事は、

  • 公務員を目指す人って、みんな社会貢献したいとか志が高い人じゃないとだめ?
  • 志望理由が家から近いし、仕事が楽そうだし、クビされないからでもいい?

といった疑問を解決する内容となっています。

結論!

としょぱん
としょぱん
  • 動機は不純でも大丈夫です。人間だもの。
  • たた、面接のときはそれなりのこと言おうね
  • それなりのことを言うために、いろんな経験をしたり、たくさん読書をして、考えたり、ブログにアウトプットするなど行動を起こそうね。

こんな私が書いています
としょぱん
  • 元公務員です。
  • 若かりし頃、民間企業で1年半勤めた経験があります。
  • 職員採用試験の担当を経験したことがあります。
  • 公共図書館の館長職を含めて9年間の勤務経験があります。
  • 図書館勤務希望者10人の面接をした経験があります。
  • 図書館巡りが好き。関東近郊の図書館を100件ほど見てます。
  • 読み聞かせボランティア10年間やっています。

なぜ不純でもいいの?

不純でも全然OKです。

以下は主に地方公務員に当てはまることです。

  • クビにならないから定年までずっと安心
  • 定時で帰れる(※部署によります)
  • 残業代が付く
  • 転勤がない
  • キツイ仕事が少ない(※部署によります)
  • 家から車で行けるから満員電車から開放される
  • カレンダー通りに休める(※部署によります)
  • 有給もたくさん取れる(※部署によります)
  • 福利厚生が手厚い

こんな理由が先行して公務員になりたいと思ったも構いません。

実は、私もそうでした😅

大学時代にスキューバダイビングにハマっていて社会人になってからも続けたいと思っていたのですが、入った会社がブラック企業だったので諦めざるを得ませんでした。

仕事で体を壊して入院して、見舞いに来てくれた友達が「公務員は楽でいいよ」って聞いたのがキッカケです。

調べてみたら上記のことが、試験をパスするだけで定年までの雇用が保証され、カレンダー通りで休めるなんて幸せだ!スキューバダイビングも行きまくれる!!

と思ったのが私のモチベーションでした。😅※サイテーですね💦

公務員の職場だって全員が熱い気持ちを持っている人ではない

公務員は試験を受かったから全員、志高い人なんじゃないの?

って思うかもしれませんが、実際はどうではありません。

以下のように色んな人がいますよ。

  • 始業1分前に来る人
  • 繁忙期に有給をガシガシ取る人
  • どんなときでも定時で帰る人
  • 勤務時間中に、業務に関係ないサイトを見ている人
  • 業務の勉強しない人
  • 居眠りする人

こんなんでも、周囲の目を気にせず開き直ってしまえば定年まで勤められてしまうんです。

よっぽどのことが無ければクビになりませんからね。

ちなみに上記に全て当てはまる人は恐らく1%はいるんではないでしょうか。

2~3つ当てはまる人は全体の10%ぐらい。

はっきり言って公務員制度の弊害ですね。

組織によって前後しますが、10%ぐらいは志高い熱い気持ちをもっている人もいます。

この人たちによって役所は維持されています。

面接の時に志望動機がしっかり言えればいいです

ちなみに当時の私の志望動機の本音は

  • クビになりたくない
  • 暦通りに休みたい
  • 満員電車から開放されたい
  • 残業代欲しい
  • 転勤したくない
  • スキューバダイビングしたい
  • 旅行に行きたい

こんなこと言ったら間違いなく落ちます😅

こんな感じでググってみて、検索上位にある薄っぺらい内容の事例に面接官は飽き飽きしています。

しかし、自分の体験や熟考を重ねたエピソードであれば面接官の覚えが良いです。

ちなみに私の例ですが、

○○市役所への志望動機としては生まれ育った○○に貢献したいと考えるからです。

なぜそのように思ったかというと、ライフシフトという本を読んだことがきっかけです。

この本の著者は内閣府の人生100年時代構想会議に著者が講演をしております。

この本では人生100年時代と呼ばれるの中で、活力ある人生を過ごすためには様々なステージがあるとのことです。

この本を例にとり、私は何年勤めるか分かりませんが、地域のために一生懸命働いて、身近に人の繋がりもでき、自分も家族も住みやすい地域にしたいと考えています。

そして、私のこの活動結果が全国でも有名な事例として取り上げられることで、全国から講演依頼が殺到して退職後も生き生きとした人生が送りたいと思っているからです。

どんな活動をしたいかは、具体的に申し上げますと、図書館改革をしたいとい考えています。

私は読書が大好きで、毎日1時間以上は読書をする本の虫です。

トイレでも便座に座りながらスマホで本を、お風呂でも防水タブレットで読書します。

民間の勤務のときは電車の中でイヤホンをつけてAmazonのサービスであるオーディルブルで本の朗読を聴いていました。

本によって、いろんな世界を知り、自分の生活に潤いを与えてくれるから大好きです。

そんな本の世界を、少しでも多くの方に活用されて知識を習得することは地域が発展するために必要なことだと思います。

私は、人々に「こんな図書館があってよかった」と思ってもられるような図書館を作りたい、と思っています。

そのためには、図書館だけではなく役所の様々な部署を経験をして、視野を広めて頑張りたいと考えております。

以上が私の志望理由でございます。

ただし入庁してから勉強してね

働いてからも本音と建前はあるので、働く前だって当然あります。

私も実際、入庁してから、暦通りに休み、残業代ももらい、有給も消化し、スキューバダイビングを満喫しましたw

でも、根は真面目だったので、その分いろいろ勉強しましたよ。

少なくとも後ろ指刺されるような人材にはなっていません。

採用試験結果が上位でも、その後、落ちぶれてしまった人はたくさんいます。

合格するのも大変ですが、本当のスタートは入庁してからです。

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