願書を提出しに行くときに気をつけることってある?
- 申込期限の最終日に出そう
- 丁寧な字で書く
- 受け取りと提出は明るく元気な声で
細かい理由は以下で解説します。
- 元公務員です。
- 若かりし頃、民間企業で1年半勤めた経験があります。
- 職員採用試験の担当を経験したことがあります。
- 公共図書館の館長職を含めて9年間の勤務経験があります。
- 図書館勤務希望者10人の面接をした経験があります。
- 図書館巡りが好き。関東近郊の図書館を100件ほど見てます。
- 読み聞かせボランティア10年間やっています。
願書を出す時は申込期限の最終日にして倍率を確認する
なぜ最終日か。
倍率が分かるからです。
以下の流れで申し込みをします。
書くのが大変ですけど乗り切りましょう。
不備が無いように何回も必ずチェックしましょう。
本命のところは一番初めに持っていきます。
その場で書類のチェックがあり、不備があればその場で対応できるからです。
なぜ、最終日の午後からにするかというと、
受験番号は持参した順の番号になるケースが多いので、最終日の遅い時間帯に持っていけば大体の受験社数が分かります。
その結果、その自治体の倍率が分かるからです。
受験票が来るので、番号が前年の申込者数と同じぐらいの番号だったら、申し込みした順に間違いありません。
ただし、受験者をあいうえお順にしているところがあるので、名前が「有馬」さんだったら上の方だと思います。
その場合は倍率は分からないので、その自治体に魅力があるかどうかで判断しましょう。
あまりスマートなやり方ではありませんが、地元でなくても市町村の職員になることが最終ゴールであるならば合理的な方法だと思います。
心を込めて丁寧に書く
適当な気持ちで書いている人ほど、字間がバラバラだったり1文字1文字で払いや留めがしっかりなされていません。
字は人を表すといいます。
一筆一筆心を込めて丁寧に書きましょう。
- 誰にも邪魔されない静かな場所で
- 周りを何も置かず、整理整頓して
- 気持ちを研ぎ澄ませて
- 自分が書きやすいと思っているペンで、
採用担当者にこの気持が伝わるといいな
と想いながらかきましょう。
受付窓口で気をつけること
受験案内はダウンロードか窓口で配布している所もありますが、敢えて窓口へ取りに行き、提出しに行きましょう。
なぜなら、試験は申し込時から始まっており、人事担当者との小さな接点の積み重ねが採用の決定打になるときがあるからです。
服装はスーツで
当たり前とえば当たり前。
書類を貰いにいくだけだからと言って、ジーンズとTシャツで来る人もいます。
正直、考えが甘いと思いました。
私は、担当職員には窓口に取りに来た受験者の身なり言動を必ずチェックするに指示しておきました。
大きな声で元気よく
なぜ、「大きな声で元気よく」がいいかというと、もし、試験結果の点数が同点の場合、どっちを合格しようか!?という話になる場合があります。
客観的な材料がないため、
「そういえば窓口で願書を申込みに来たとき、元気な声でハキハキとお礼を言って取りに来た子がいたな…」
という話になり、その子が合格になった場合もあります。
少しでも合格の可能性を高めるため、勇気を出して元気な声で願書を取りに生きましょう。
お忙しいところ失礼します。
私、○○と申します。
▼▼市役所を受験したいので願書を取りにお伺いさせていただきました。
(必ず両手で受け取る)
ありがとうございました。どうぞよろしくお願いいたします。
こんな感じで言うと元気で爽やかな印象を与えます。
昼休みに行こう
なぜかと言うと、昼休みは事務室内は電話する人も少なく比較的静かです。
そんな状況の時に上記のように室内で聞こえるように言うと印象に残りやすいからです。
ただし、昼休みで食事している時間帯は辞めましょう。
心の中で
「食時中にくるんじゃねー。常識知らねーやつだ。」
と思われる可能性もあるからです。
一番効果的なのは、昼休みが12時から13時だとしたら、12時58分ぐらいでしょうか。
理由としては、ほぼ全員が昼食を済ませて、午後からの仕事の準備をしていて気持ちが仕事モードになる態勢に入っているので願書の受付業務をしても不快には思われにくいからです。
さらに、人事課の管理職が着席しているのを確認するのも一つの手です。
最終決定は首長ですが、人事課の管理職も同席する訳ですから、そのときに少しでも良い情報を持ってもらえる可能性を高めるためです。
まとめ
正直、ここまでしなくても、ぶっちぎりで点数を取って、面接でしっかり受け応え出来る自信があれば、ここまでやらなくておいいです。
しかし、この試験さえ通ってしまえば長い年数の保証が受けられる公務員。
丁寧にやることに越したことはないでしょう。
特に、今、人物重視で筆記の割合より面接の点数を重視するケースも多々あります。
面接で高い得点を取るには、そういった所作の積み重ねが面接での言動にも出て、得点を高める可能性もあります。
願書を受け取るところから気持ちをスタートさせましょう。