この記事は、
小学校卒業を控えた読み聞かせはどんな本を選べばいいのかなー
と悩んでいる方におすすめな内容になっています。
- 元公務員です。
- 若かりし頃、民間企業で1年半勤めた経験があります。
- 職員採用試験の担当を経験したことがあります。
- 公共図書館の館長職を含めて9年間の勤務経験があります。
- 図書館勤務希望者10人の面接をした経験があります。
- 図書館巡りが好き。関東近郊の図書館を100件ほど見てます。
- 読み聞かせボランティア10年間やっています。
卒業式近くの読み聞かせの心構え
卒業直前の最後の読み聞かせは全力で臨みましょう
「全力」とは、「選書、入室時のあいさつ、読み聞かせ」まで気持ちを込めること。
理由としては、「読み手」、「子ども」、「先生」の心にも残るからです。
読み手は、自分の子が6年生になると、これが我が子に送る最後の読み聞かせになる場合もあります。
子どもも、中学になるとほとんどが読み聞かせはなく、これが最後だと思うと気持ちを込めて聞いてくれます。
先生も、そんな両者の気持ちを察してか、一生懸命聞いてくれます。
そんな状況だからこそ、最後らしく、読み手からもメッセージを込めて読んであげたいものですよね。
卒業を控えた6年生に読み聞かせで選ぶべきおすすめ本は
何を読んだらいいのかとても迷います。
・卒業を控えたみんなにそれぞれ行く道があって困難があっても頑張って欲しい。
・今いるともだちも将来何になるのか楽しみだよね。みんなも夢に向かって頑張って!
そんなメッセージ性がある本がベストだと思います。
最後の読み聞かせを行ってきた体験談
私が選んだのはこちら。
まず、クラスのみんなの前に立って見回してみると、娘を含めて、ずいぶんと大きくなったなーと思った。
読んでいる途中、みんなの真剣のまなざしと、メッセージ性の強いこれらの二つを読んでいると、自分の娘に重ね合わせてしまい、また、読み聞かせを通じてみんなに元気をもらえたことへの感謝の気持ちで涙が出そうになる。
でも必死に堪えました。
読み終えて、最後、読書の大切さ、読み聞かせをしている保護者の気持ち等を伝えて、みんなに感謝の気持ちを伝えて泣かずに(笑)無事終えることができました。
終わったあとの爽快感はやってみた人でないと得られないでしょう。
まとめ
私が読み聞かせを行ってきた理由として、
・読書の大切さをわかってもらいたい。
・読み聞かせる時の子どもたちの表情を見て元気をもらいたい。
これだけです。
読み聞かせを行う効能として、仕事でうまくいってない時に、真剣に聞いてくれる子どもたちの表情に逆に元気をもらえました。また、継続した社会奉仕活動は必ず回りまわって自分に帰ってくると思います。
そういった意味でも、可能な範囲で結構です。
学期に1回でも1年い1回でも読み聞かせにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?