【効果抜群】父親は絵本の読み聞かせにチャレンジしよう

読み聞かせ

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私は長女が1歳の頃から読み聞かせを行っています。

娘が4年生ぐらいになったらやっていませんが、息子に対してもやっているので、かれこれ13年目になりました。

読み聞かせって子どもたちが喜んでくれるのでいいもんです。

自分も幸せな気分になれます。

その始めた経緯についてお伝えしようと思います。

読み聞かせをやってみようと思ったきっかけ

きっかけ:2冊の本との出会い

 何がいいか考えていたところ、たまたまこの本との出会いがありました。

 この本の中で、

P65 父親の読み聞かせは母親の3倍 の効果

とあったんです。また、

P67 幼い頃から常にそばにいた母親と違い、父親の声は新鮮だ。子どもの注目度が違ってくる。子どもは仕事で疲れて帰宅していることを理解しているので、そんな父親による読み聞かせをしてくれたことに、自分への強い愛情を感じる

 これにより、読み聞かせに挑戦しようと思いました。

ただ、どんな本、どんなテクニック、気持ちで読んだらいいか分からなかったので、図書館で司書さんに相談したらこの本を紹介していただきました。

主だった点として、

P14 読み聞かせのミラクルパワー (引用)
  • 親と子の心が深くかよいあう
  • 想像力で育てる頭の体操
  • 美しいことばを育てる

P28 いい絵本の定義 (引用)
  • 想絵本に描かれた世界の中に自然に入り込むことができて、存分に楽しめる絵本、
  • 読み終えたあとに深い感動をのこし、子どもの心を豊かに育んでくれる絵本

P29 子どものための絵本を選ぶ目安 (引用)
  • ストーリーやテーマが分かりやすいか
  • 生き生きとした魅力がある絵か
  • 絵を追うだけでストーリーがわかるか?
  • 子どもに理解でき、共感をよぶようにかかれているか
  • 読み終えたあとに深い感動をのこし、子どもの心を豊かに育んでくれる絵本

 …この他にも、心構えやじょうずに読むためのテクニック等が詳しく丁寧に書かれていました。 

読み聞かせのバイブル的な本だそうです。

わたしも初心に返るためにときどき見返します。

読み聞かせは膝上もいいけど…

我が子に読み聞かせをするときは膝に乗せてやるときがほとんどです。

で、たまには趣向を変えて、図書館から紙芝居を借りてみたんです。

そしたら、ものすごい感動したんです。

向かい合っているので「子どもたちの表情が見えるのです。

目がキラキラしていて、おはなしを楽しみにしてくれている様子が見えるんです。

もし、機会があったら紙芝居おススメです。

読み聞かせを始めようとしたきっかけまとめ

子どもたちが大人になったときに、

  • そういえば、パパはたくさん本を読んでくれたな
  • うれしかったな
  • 優しいパパだったな

って思ってもらえたら嬉しくなってきませんか?

人生得した気分になりませんか?(*´ω`)

やってくれるお父さんは昔に比べ増えたのでしょうけど、そんなに多くはないと思います。

だからこそ、やることで希少価値も高まるのではないでしょうか。

小学校で読み聞かせボランティアの活動に参加

次に小学校で読み聞かせボランティアをやろうと思ったきっかけについてお伝えします。

仕事が苦しかった

その頃、毎日12時過ぎまで残業、自分のマネジメント能力がダメで部下に信頼されておらず、身も心もボロボロの状態が数ヶ月、続いていました。

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「このままでは壊れてしまう…このままではまずい…💦」
「何か行動を起こそう」

と考えるようにしました。

もし、何かするにしても

  • 職場とは関係ない
  • 心が落ち着く
  • 人に喜ばれる

 こんな感じなことがいいのかなと漠然と思う日が続いていました。

あるとき、子どもとお風呂に入っていたときです。

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「パパー!お風呂あがったら本読んでー」

と言われたときです。

「仕事とは違って、読みきかせは喜んでもらえることってやり甲斐があるなー」

って思ったそのとき、

これだ!読み聞かせボランティアだ!!

と思いつきました。

さっきの条件にも当てはまります。

で、子どもたちにも

「パパが小学校でみんなに読み聞かせやったらどう?いやだ??」

って聞いてみたんです。

そしたらとても喜んでくれてたので、やる決心がつきました。

さっそく次の日に小学校で読み聞かせボランティアを募集していないか聞いてみました。

「人が足りていないので随時募集しています。男の人はPTA会長1人しかいないので、彼も喜んでくれますよー(^^♪」

とのことでした。

※余談ですが、このご縁がきっかけでPTA会長もやることになってしまいした😅

その後の調整で本番は1か月後に決まり、その日までこの本を読みながら練習と情報収集に努めました。

 仕事は相変わらず忙しかったんですけど、目標を持って行動していると気持ちが前向きになれますね。

 1か月前:テキストを読む

とりあえず、テキストのこの本を読んで「読み聞かせとは何ぞや」的なことを頭に叩き込みました。

2週間前:読む本を決める

上記の本や、県立図書館の読み聞かせおすすめリストを眺めていました。

読み聞かせって司書資格の一つ単元に「児童サービス論」ってのがあって、その中で勉強するだけあって、実は奥が深いんです。💦

ポイントとしては、

  • 読みやすくて
  • 読んであげたい
  • 自分がその本が好き
  • ブックリストに載っている本

 こんな感じで決めました。

決めた本は、この2冊です。

▼ナイフがありえない形に変わるのが興味を惹きつけるじゃないかなーと思いました。

▼昔からある本で、私も小さい頃に読んで楽しかったので選びました。顔はいかついのに喋りは園児みたいなのが受けました。(^^♪

 1週間前:子どもたちに練習

毎晩、子どもたちに向かって練習をしましたが、3日連続だと、さすがに飽きられて嫌がられました💦

3日前以降は一人で練習してました。

 当日:腹をくくる

前日から緊張で落ち着かなかったです。

  • 読んでいるときに声を掛けられたらどうしよう。
  • 楽しかったって思ってもらえるかな。💦
  • 練習ではすらすら言えたけど、子どもたちの前だと声が出なかったらどうしよう。💦

 でもあれだけ練習したんだから大丈夫!って自分に言い聞かせました。

朝、図書室に行って、同じボランティアさんにあいさつをしたんだけど、上の空💦

教室の前に来たら変な冷や汗が出てきました。

教室のドアを開けると…

パパって珍しかったんでしょう。

「あっ〇〇〇ちゃんのパパー」「すごーい」

とかで大騒ぎ。

うちの子もまんざらでもない様子でした。(*´ω`)

初めにあいさつです。

読み聞かせボランティア〇〇から来た「○○」です。よろしくお願いします。

30人ぐらいの子どもたちが 目の前で

「(大きな声で)よーろーしーくーおーねーがーいーしーまーす!」

この光景、先生みたいだ…なんか感動!(*’▽’)

 子どもたちは体育座りでがジーーーっと見てて、彼らのつぶらな瞳は全部独占していることに気付いてさらに感動!!(#^^#)

さて、読み始めるか…

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表紙を見せつつ、タイトルと著者名を読みます。

緊張していると早口になりやすい」って書いてあったので、ゆっくり読むことを意識しました。

しかし、緊張しまくりました。

ワキ汗、額から油汗、全身から汗が噴き出してくる感覚!

これはプレゼンでも味わったことない緊張感。

ページをめくるごとに少ーーーしずつですが、気持ちに余裕ができましたので、子どもたちの表情を見るようにしました。

ほんっっっとうに、真剣に聞いてくれてるんですよね。

仕事で自分がプレゼンターだと、聴衆でだるそうな人、帰りたい人、って分かるじゃないですか。

全員、意識がこっちに完全に向かっているのが分かります。

次の話はなんだろう

って興味を持ってくれているのがはっきり分かるんです。

すると、緊張感が和らいでいき、

あーなんか、まだ終わらないで欲しい。このままもう少し読んであげていたいな

って思うようになりました。

楽しい時間はあっという間で、15分足らずの私のデビュー戦は終わりました。

終わったあとの達成感と清涼感…

「マジでやってよかった!」と思いました。

全国のパパさんに言いたい。

読み聞かせやらないなんてmottainai! 

読み聞かせをやってみて良かった点

癒される

けがれのないつぶらな瞳でじーっと見られながら、真剣に聞いてくれる。

逆にこっちが元気をもらえます。

これってプライスレスです。

先生は1年間、生意気な児童とか、言うこと聞かない児童の対応もあって大変だけど、読み聞かせは短時間で感謝されて癒されておしまい。

最高っすね。(*´ω`)

自分の子どもが喜ぶ

 子どもに

「私のため、みんなのためにやってくれてるんだー」

って思ってもらえます。

大きくなった時に思い出してもらえる回数が多くなること間違いなし!

 ※恥ずかしいって思う子もいるので必ず子どもに確認しましょう。

子ども学校の様子が分かる

 読み聞かせている少ない時間だけど、子どもって正直なので学校生活が上手くいってないと表情に影があります。

そんなときは、それとなく

「学校はどう?」

って聞くときもあります。

「実はさ...」

と話を切り出してくれたこともありました。

会話のネタになる

夕飯時に

「今日の読み聞かせはどうだった?」

「先生とか友達とか何かいってた?」

とか、会話のネタに事欠きません。

「面白かったーってみんな言ってた」

って聞くと、また今度も頑張ろうって元気をもらえます。

一方で、デメリットもあります。

他の保護者との交流が増える

読み聞かせという共通の話題がある中で知り合いが増えるのはいいことだと思います。

読み聞かせの気になる点

人前に出るのが嫌いな人はストレス

人前が嫌なものは嫌!って思う人はストレスになってしまうかもです。

でも、慣れてしまえば全然大丈夫です。

まず

「自分も楽しもう!子どもにも喜んでもらおう!」

って思うことと、

「事前に何回も練習、現場の経験を積んでいく」

と気持ちが替わってくると思います。

子どもが嫌がるかも

親が読んであげたい!と思っていても親が教室に来るなんて恥ずかしい!!って子どもに思われていたら難しいでしょう。

こればっかりは子どもの気持ちに応えてあげた方がいいと思います。

仕事の調整が大変

自分の休みに合わせて読み聞かせの日が決まるわけではありません。

学校で指定した日で行われるので、フレックスで出勤出来る方や平日が休みの方、その日に合わせて有給を取る方、いろんな方がいらっしゃると思いますが、仕事の調整をしなければならないのが、人によっては大変になります。

おわりに

 「男が読み聞かせなんて…」って思ってたらもったいないです。

やる人がいないから希少性が高まって、どこかで仕事に繋がる可能性だってあります。

実際私は、読み聞かせボランティアをやったお陰でこんなことがありました。

  • 新聞に多数掲載される事業を興すことができました。
  • PTA会長になれました。(この場合させられたが正しいかも💦

子どもが大きくなったときに

「お父さん、わたしたちのために頑張ってくれてたな…」

って思ってもらえる父親って幸せだと思います。

ハードルは少し高めですが、飛び込んでみたら楽しいものです。

是非、トライしてみて下さい。

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